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令和の働き方 チームの力で底辺職種からの脱却⑩ スペースを生み出せ

世の中の底辺の職種にランクインしている弊社。社員不足も相まって、ブラック企業となってしまっています。私は、チーム長という立場で、数年で転勤を繰り返しています。今は、5か所目の営業所でチームの改善に着手しています。【改善】は途方もない作業ですが、私が居たチームだけでも、働き易くしたいという気持ちで行っています。それによって、私自身も働き易くなるからです。

今回の改善。狭隘施設を少しでも使い易くして、動き易い職場環境を作る。そうです!【スペースの生み出し】は、いい事しかないのです。【トヨタ方式 4Sの推進】でも触れていますが、整理整頓なども駆使して、不用備品を減らして、作業スペースをいかに生み出すかを考えてみます。

スペースって難しく、狭くても広くても、作業効率は落ちてしまいます。使用するスペースを狭くすれば、人の移動に関わる時間が減り、効率化に繋がりますが、狭すぎると、スムーズな作業に繋がらないため、作業効率が落ちてしまう場合もあります。ですから、レイアウトの最適化は、常に現場をみて、判断する必要があります。

 

非常に難しいのですが、一番初めに行う作業は、不用品の片づけです。このロッカーは使っている。この鉄庫も書類が入っている。この棚にも消耗品が詰まっている。一見すると、全て使っていそうですが、本当にそうですか?昔のカタログや、念のためにとってある書類なんかありませんか?そもそも、紙ベースで残す必要がありますか?机もそうです。そんなに人が居ますか?消耗品は、適正な在庫量になっていますか?全部の箇所の整理整頓をするのです。

そうする事で、ロッカーや鉄庫などが開いてきます。それを思い切って、廃棄するか売却してしまいましょう。そこにスペースが生まれるのです。しかし、それだけでは、弊社のスペース不足は解消しませんでした。大き目の台車で4台分のスペースを生み出しても、少し動き易くなっただけで、まだまだ足りません。

2番目に取り組んだ事は、他のチームとの調整です。もう少しは備品類の整理が出来そうですが、私の頭では限界となりました。

そこで、3番目に取り組んだ事は、実際に改善することで、動き易くなったチーム員に、見直す項目がないかアイデアを募集する事にしました。そうすると、もっと動き易くしたいチーム員から、数点のアイデアが出てきたのです。大きな期待をしていなかったのですが、私が生み出したスペースと同じぐらいのスペースが生み出せました。チーム長として、まだまだ可能性を引き出していない事を反省することにもなりました。

この【スペースの生み出し】によって、業務の煩雑さから起きていた業務事故を減少させることが出来ましたし、労働災害の発生リスクも軽減する事ができました。今まで、そこにあって当たり前の常識を無くし、チーム員の考え方も変わってきたと思います。

私の改善は、まだまだ続きますが・・・・・・
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