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令和働き方 チームの力で底辺職種からの脱却① 仕事を削りとる

長い間、正社員をやっていますと、立場が低くても、小さなチームをまとめないといけなくなります。マネジメント業務というものをしないといけなくなる日がきます。※弊社だけかもしれませんが。

 

昭和・平成の頃は、個人戦が多く、【個】の力を最大限まで引き上げ、それを集約して組織の力にしていた企業が多かったと思います。仕事の出来る人間は、ほっておき、出来ない人間に対して、指導・指導を繰り返して、仕事のスキルを身に着けさせる。そんな方法が主流でした。しかし、令和になり、働き方改革により、大きな転換点を迎えました。また、ハラスメント対策・労働力減少に、各社は対応せざるおえない状況となっています。個人に対して、指導・指導を繰り返していると、【ハラスメント】となる可能性もありますし、すぐに離職してしまう可能性もあり、個人の能力をひきあげて、業績を伸ばす方法がとれなくなってしまいました。

長時間労働にもメスが入り、少ない労働時間で、より多くの成果を上げる事を求められる時代となりました。マネジメント改革をしていない企業は、いずれ手遅れとなり、倒産等の可能性が高くなるでしょう。しかし、今の時代、どうやって、マネジメント力を発揮し、組織に評価されるのがいいのでしょうか?

私は、割り切って、チーム力で乗り切る事を考えて実践しています。割り切る。という言い方があっているか分かりませんが、個人戦より団体戦での勝負をしたほうが、成果があがると考えています。個の力というのは、どうしてもアンバラがあります。仕事が出来る人。仕事が出来ない人。チームにも色んな人がいます。

弊社は、交代制勤務で、個人で抱えている仕事は少ないので、取り入れ安い方法かもしれませんが、まずは、全体に係る業務の削減を行いました。本当に必要な業務なのかどうか、洗い出しを行いました。1日10秒程度でもいいのです。しなくていい業務を減らす。始めは抵抗してくるかもしれませんが、その時は、

「業務を減らしても、人員は削減しない。少しでも、みんなの負担を減らすためにやっている。新しい業務をやらせるつもりも無い。」そうしっかりと伝えましょう。人員を減らす。それだけで評価される企業もあります。部下社員達は、ただ人員を減らされたり、人員は増えていないのに、業務だけが増えている。そんな経験を多くしているため、抵抗する人もいます。私の会社では、適用できませんが、チームと個人の業務の洗い出しをして、不用なものだけ、削減する方法も面白いかもしれません。

まずは、不用な仕事を削るだけ削りとる事をしてみましょう。私は、新たなチームの長になってから、1日30分程度の業務を削減しました。それによる効果は、仕事のミスが減りました。時間か無くて、本来すべきチェックを疎かにしていたのですが、チェックする時間が出来、ミスが大きく減りました。ミスを減らすことで、リカバリーをする時間も、結果、無くなりました。意識を変えていくと、チーム員自ら、業務の見直し提案がでてきます。提案が出るということは、考えて動いている証拠です。何もしなくても、常日頃、チーム員が考えていた事を吸い上げる体制が出来ました。これだけでも、大きな成果となります。

 

次回に続く・・・・