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令和働き方 チームの力で底辺職種からの脱却④ 波及効果とトヨタ方式

労働人口が減少している今、底辺の職種は、更に人員が集まりにくくなっています。確かに、学生時代に大して、スキルを磨く事も無く、職に就いたのですから、底辺と呼ばれても致し方ないとは思っています。しかし、その現実に甘んじていると、いつかは、何人分の作業量を受け持たないといけなくなりそうです。

前回まだは、作業の削減・作業の改善について、お話をしました。

ここまで来ると、若干、労働環境が良くなってきたと実感が出来てきます。

私は、営業所の異動をする立場なので、改善が終わると次の営業所へ。また、次へとを繰り返してきました。今のチームでは、ここまでの改善の進捗です。

 

kokokaraikuiku.hatenablog.com

今回は、作業の削減・作業の改善による効果は、チームだけに留まらない事について、触れさせてもらいます。

話がそれますが、ご容赦ください。

何かの作業を無くすことで、チーム以外の誰かの作業も無くなっていくのです。

波及効果が、更に労働環境を良くしてくれます。

例えば、私が無くした作業としては、手書き帳簿付けの作業をやめさせたのですが、日々A4の紙を、数枚使わなくてよくなります。使わない物品があると言うことは、倉庫の在庫整理をする人、物品を購入する人の労働時間を減らす事に繋がります。その労働時間を、別の仕事に使ってくれれば、その人の生産性が上がっていくのです。

それに、物品を使わない事で、経費の削減となります。支払う経費が少なくても良くなれば、決算も安定し、社員への還元等に繋がるかもしれません。※弊社は、ブラックなので、繋がっていませんが・・・。

 

在庫管理では、トヨタ方式が有効とされています

ジャストインタイム。必要な分を必要な時に。と、いう考え方です。過剰にかかえる事で、スペースを圧迫しますし、少なければ、作業に支障をきたしてしますます。これを抑えるために、弊社では、ある期間の使用量を基準(①)とし、それを×2した量を最大在庫量(②)としています。補充については、カンバン方式を取り入れています。在庫量が①になった時に、カンバンが出てくるように、置いておくという、どの会社でも取り入れやすい方法です。カンバンが出てきたら、①を調達して補充をします。そうすると、いつでも②以下の在庫量となる仕組みです。特に、紙や消耗品など、日々一定の数を使用する物に有効だと感じています。

在庫管理は、必要な業務ですが、それにも人件費がかかっています。なるべく、現場での作業を見直し、使わない物を増やすことで、当たり前にかかっていた経費が削減されていきます。

会社全体で、作業のスリム化を行いながら、なるべく楽をし、給料を稼いでいきましょう。労働者も頭を使わないと、使用者に搾取され、搾取され、搾取され続ける人生となってしまいます。楽する仕組みを作るのは、現場が一番です。