こんな物を見つけて、信州【湯田中 渋温泉郷】を訪問してみました。
全国的に知られているのは、お猿さんが、温泉を楽しむ【地獄谷温泉】でしょうか?
地理的には、その近くにある伝統ある温泉郷です。
それもそのはず、今から1300年前に発見され、名湯として親しまれてきました。
初めての訪問ですが、地域で異なる点が多くびっくりしてしまいました。
駐車場が少なく、有料の駐車場を利用するしかありません。
駐車代金は、500円。受付で日帰り温泉のチケットも購入します。大人500円となっています(2023.10月現在)。下の写真の右奥が有料駐車場です。受付で話をしたら、シャンプー等は使用してはいけないとのこと。入浴のみ利用が出来るとの回答でした。
この渋温泉も、外湯が9か所ありますが、残念な事に日帰り客が入浴できるのは1ヵ所のみとなっています。【9番湯 大湯】のみです。他の外湯は、宿泊者か地元民しか入浴が出来なくなっています。
これが渋温泉の大湯となっています。
地図を渡されるので、近くの施設の方に鍵を開けて貰って中に入るシステムです。中からは、オートロック機能となっているため、自由に出る事は出来ますが、一度出ると再度は入れません。言い忘れましたが、駐車場でトイレは済ましてください。
写真の右には、珍しい【銭洗い温泉】があります。
中はこんな感じです。温度は高いです。慣れない人は、水を出してから入浴してください。大体、観光客がメインで使いますから、水を出しながら入浴するほうが親切かもしれません。源泉かけ流しの湯で、塩化物泉のお湯となっています。大人5~6名入ればいっぱいになりますが、ゆっくり浸かる方はすくないです。
温泉蒸気を使用した、ミストサウナのような感じです。
蒸し風呂は、なかなか体験できないので、お薦めします。
街の至る所で、歴史を感じさせてくれまする
歴史の宿【金具屋】さん。昼でも、この美しさです。
今回の日帰り温泉。日帰り温泉だけをとらえると、ちょっと物足りなさが残ってしまいました。外湯が1箇所しか入れないので、再訪問する機会が作りずらいです。
しかし、宿泊は別だと思います。趣きのある旅館が多く、源泉かけながしの宿ばかり。昔ながらの温泉街で、レトロなゲーム屋さん。外湯巡りも充実しますし、歴史ある神社・仏閣巡りもできます。宿泊するほうが、楽しめる場所だと思います。
日帰りとしては、ホテルでも日帰り入浴をして施設もありますし、足湯も豊富です。が、共同浴場なら、野沢温泉や戸倉上山田温泉のほうが、1枚上手に感じてしまいました。
あ、武田信玄公ゆかりの地で、温泉寺という建物に、信玄窯風呂というお風呂があったのですが、現在は、老朽化のため使用できなくなっています。
また、温泉に立ち寄りましたら、記事をかかせて貰います。