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令和働き方 チームの力で底辺職種からの脱却⑥ 業務事故 起こしたくて起こす人はいない

底辺の職種である弊社。

頑張っても応募者も、なかなか居ない状況です。

日々、チーム長として、色々な作業の改善を行っています。

そんな中、結構な時間をかける不必要な業務があります。

それが【業務事故】の後フォローです。

・納品数が違っていた

・納品場所が違っていた

・納期に間に合わなかった

・品物が破損していた

等々、業務事故が発生してしまうと、多大な時間をかけて、対応することになります。

1名が対応して時間をとられると、それをカバーするため、他のチーム員に負担が多くかかってしまいます。その煩雑さから、また、業務事故を起こしてしまったりと、悪循環が止まらなくなります。

また、業務事故が発生すると、原因をしつかりと追及することなく、発生者のみを叱り、それで終わらせる悪い習慣が残っているところがありました。

 

業務事故は、誰も、起こそうとして起こしていない

私も、チーム員で働いていた時、どうしても業務事故を起こしてしまう時がありました。他の人に迷惑をかけるつもりも無かったです。誰も起こす気が無くても、起きてしまうです。

ですから、私は起きる原因追及を徹底的にするようにしています。

・チーム員の知識が無かった

・点検する時間が無かった

・整理整頓がされてなく、出荷荷物が紛れ込んでしまった

・ムリな受注であった

追及していると、様々な問題点が浮かび上がってきます。

これを一つ一つ、潰しこんでいきます。

そうすれば、二度と同じ業務事故が発生しなくなります。

 

弊社では、業務事故が発生すると、事故者を叱るとともに、大抵、立会者がチェックするという方法で再発を防止しようとします。確かに有効な手段だと思います。弊社でも、作業の工程で、立会者を設けている作業もあります。

しかし、何でもかんでも、立会者によるチェックとしていると、作業工程が、かなり多くなってしまい、人手不足に陥っている弊社では、社員の過剰労働に繋がってしまいます。

 

だからこそ、原因の追究とします。

【点検時間が無い】それが一番の多い回答だったため、前に書いたとおり、不用な作業を削り、点検時間を設ける事にしました。

それにより、事故は前年より大幅に減少し、後フォローする社員の時間にも余裕が出てきました。

ムリな受注であった】これも多く、チーム員にムリな作業をさせないように、業務の平準化を行っています。今までの不稼働時間と、実際に稼働したい時間を照らし合わせ、ムダな時間帯の要員配置を無くし、必要な時間帯にシフトするなどし、ムダを省きながら、ムリがない業務体制に移行しつつあります。これにより、遅れた出荷等が減り納期遅れが無くなりました。

【業務の知識が無かった】これについては、どこでも発生すると思います。トヨタでは、作業手順書を作成しますが、そこまでは至っていません。今の職場では、これから導入しようと考えている事は、メンター制度の導入です。新人社員等に教える事が上手い人って、いますよね?その人に、一週間から二週間、ついて貰って教育してもらおうかと。職場の暗黙なルールといいますか、その職場の常識といいますか、新しい人が聞きやすい体制を構築したいと考えています。

 

一つ一つの原因を潰していくことで、当たり前したら、しなくていい作業を無くし、楽して稼ぐ事の推進も図っています。

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